shabon

ここにサンプルを置きますね。出来上がり次第更新します。
特にお知らせはしないので、時々見に来てくださいね。
サンプルはダウンロードしてMuseScoreで開いてください。
(こちらではMuseScore3.2.3を使っています。最新のMuseScore4シリーズを使用する予定は当面ありません。ご了承ください)

1 楽譜の書き方をなおしたもの

楽譜の書き方が間違っています。ご提供いただいた楽譜は人が読めない楽譜でした。
その内容を上の段に、同じ内容になるよう修正したものを下の段に書きました。
詳しい解説は 1_kai の方に記載していますので別途ご覧ください。

https://musics4u.com/misc/shabon/1.mscz

2 メロディが不安定・・・

メロディが不安定で、リズムも含めてアンバランスです。
3段目はおそらくサビとなる役割を持っているようです。サビになるようにモチーフを繰り返すような修正をしています。

この曲は鍵盤楽器を使わずに鼻歌で作ったように思います。曲の最後に向けて音の中心がずれていると思われましたのでその点も修正しています。

https://musics4u.com/misc/shabon/2.mscz

1_kai 見やすい楽譜にするための解説

楽譜は(仮に機械が演奏するにしても)人間がパッと見て理解できるように書くのが大原則です。

人間は音楽を聞く時・演奏する時に「拍」を意識しますので、楽譜は拍を見て取れるように書けばいいということになります。
下記リンクをクリックして、1の楽譜を修正した上で行ったことを解説した楽譜をダウンロードしてご確認ください。

https://musics4u.com/misc/shabon/1_kai.mscz

3 伴奏をつけてみた

大変おまたせしました。仕事の切れ目がなくて・・・

提供していただいたメロディを何度も聞いていると、優しいボサノバの雰囲気を感じました。
「シャボン玉」というタイトルからも、優しげなボサノバはいいなあと思いました。

そこで思いつた伴奏を乗っけてみましたが、メロディにどうしても伴奏をつけにくい箇所がありましたのでその部分の音符は変更しています。(赤くしています)

まだディテールは甘いですが、シャボン玉のような雰囲気は出てきたかな、と思います。
きっとあなたの持っているイメージにもこんな感じの絵が浮かんでいるはず・・
では楽譜をダウンロードしてお聴きください。

https://musics4u.com/misc/shabon/3.mscz

4 コードネームを振ってみた

3の楽譜にはコードネームを振っていません。伴奏の形ができたので、これにコードネームを書き添えてあげるとこんな感じになります。

わざわざひとつひとつのテンションを捕らえて9だの13だのと書くようなことはしません。
FM7にソが入ろうとFM7はFM7と書いてFM7(9)とは書かず、
C7にラが入ろうとC7はC7と書いてC7(13)とはいちいち書きません。

ただ参考にできるよう、テンションノートには色を付けておきました。
青が9th、黄色が11th、紫が13thです。したがって7小節目のC7をクッソ真面目に書けばC7(9,11,13)、略記すればC7(13)、更に略記すればC13となります。

https://musics4u.com/misc/shabon/4.mscz

5 ボサノバっぽくしてみた

メロディのリズムを修正するだけで歌いやすくなります。さらにボサノバっぽい感触を増やすことができます。

特に注目していただきたいのは8小節目〜12小節目です。
ここのリズムはもともとはサンバぽかったので、2拍3連を多用してボサノバっぽくしてみました。
伴奏パートのリズムとよく合うように思いますが、いかがでしょうか。
8小節目はシャボン玉が飛び立とうとしていき、9小節目から12小節目まで勢い良く上昇していくイメージになるよう描き込んでいきました。

4段目は飛んでいったシャボン玉が消えていくようなちょっと悲しい感じにしてみました。
この表現、伝わるかな・・・

https://musics4u.com/misc/shabon/5.mscz

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11件のコメント

  1. ありがとうございます。
    すごいですね。
    音楽は何かで勉強されたのですか?

    1. こんばんは!
      あなたのメロディを何度も何度も追いかけていくときれいな情景が見えてきたんです。
      そこで(勝手ではございましたが)一部結構な加工を試みると、それが動きのある画像のようになってきました。

      1段目は、物思いにふけっている。何か言いようのない小さな不安を抱えている。

      2段目はそんな気持ちをシャボン玉に込めて空に飛ばしてしまおうと思う

      3段目は、空に高く昇っていくシャボン玉

      4段目は、消えて行くシャボン玉、消えて行く自分の哀しさ

      こんな感じの物語ですね。

      音楽はまあ長いことやってますから
      なんやかんやで半世紀…(イヤな表現だ)
      専門的に先生について習ったのは6年間(小3〜中3)です。

  2. ありがとうございます。
    2の楽譜をダウンロードさせていただきました。
    曲が生まれ変わりましたね。

    1つ大きな勘違いをしてしまいました。
    質問させていただきたかったのは、32分音符ではなく16分音符です。すみません。16分音符と8分音符を同じ小節内に使うと、拍の頭が分からなくなるのですが、どうすればいいですか?

    1. こんばんは。
      ある程度高度な技術を持つと、拍の頭を不明瞭にするという表現方法を使えるようになると思います。

      ただ現状の技術レベルで、拍の頭がわからなくなるということは、リズムそのものが不完全というか、成り立っていないように思います。
      無理やりそうしているというか、ビートを意識できていないとか、いくつかの理由があるでしょう。

      曲を作る時にメトロノームやリズムマシンといった、一定のビートをキープしてくれるアイテムを使うと、この種の問題は発生しなくなると思います。
      僕はそういうときには指揮棒を使ってタイミングを調整したりすることもあります。(指揮棒が使えない場合は、ペンやドライバーやほうきを使います)

    2. シナモンさん、こんにちは

      新しいサンプル(3、4、5)を掲載しましたのでまた見に来てくださいね

  3. こんにちは。メッセージありがとうございます。
    楽譜を書くときの注意点は、「人間が読んでさっと理解できるようにすること」です。
    後ほど、頂いた楽譜をもとに、注意点を書き加えたものを掲載します。
    仕事の休みがあと10日間ありません。あいている時間を見つけて書き込みますので、また時々見に来てくださいね。

    1. ありがとうございます。
      32分音符と8分音符を同じ小節内に使うと、拍の頭が分からなくなるのですが、どうすればいいですか?

      1. こんにちは。
        本当に32分音符が必要でしょうか。
        その点をまず確認してください。

        僕自身、演奏に関しては40年以上の経験があり、作曲に関しては30年ほどやってますが
        32分音符に出くわしたことはほんのわずかしかありません。
        自分で作る際でも、効果音のような特別な使い方をすることくらいしか32分音符を求めることは
        なかったかと振り返っています。

        おそらくあなたが思うのは、装飾音符の形で表現できるものかと思います。
        装飾音の例

        1. おはようございます。
          32分音符はあまり使わないのですね。
          2の修正していただいたメロディの楽譜が開けませんでした。
          それと、音の中心がずれているというのはどういうことですか?

          1. すみません!!
            リンクを間違えていました。2の楽譜がダウンロードできるよう修正します。

            音の中心がずれていた件ですが、この曲はヘ長調ですので、ファの音が中心となります。
            1の楽譜を見ていだければ最後の小節で音の中心がソにずれております。

            細かい話は省くとして、曲の最後は主音で終わるようにするのが普通です。
            ただ作っている最中でそれがずれてしまったのではないかな、と感じる形になっていました。
            2の楽譜ではその部分も含めて、いくつかの改良を施しております。
            3段目をサビっぽくするために大きく変えています。

  4. ありがとうございます。
    楽譜を書くときの注意点は何ですか?

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