極めて優秀な音感です。とても微小な音の高さの違いを認識できる能力があります。
3セントですと、1オクターブを400段の音階で認識できるという、ある種の超人的能力を持っているともいえます。
ここまで精緻な音の感覚を持っていれば、それを音楽に活用する可能性は一般的な演奏者の感覚で捉えられるレベルではないと思いますが、その威力を発揮する機会は常にあると思われます。20世紀中期までの時代ですと、軍事的な能力として驚きの威力を示すレベルです。
ただ厳しい言い方をすると、絶対音感と称することのできるレベルを1セントだとすれば、そこに対してまだ33%の能力しかありません。上には上があります。